視野欠損は、大きく3つに分かれていますが、ゆるやかに進行することと、
両目で見ていて片方の目が見えない部分を補い合うために、
気づかないケースも多く見られます
定期的な健診が必要です
◆視野狭窄(きょうさく)
視野が狭くなる症状です。
視野全体が狭くなる場合と、視野の一部分が狭くなる場合があります。
◆半盲(はんもう)
視野の右半分あるいは左半分が欠けて、見えなくなる症状です。
下のような欠け方があります。
・左側半盲……両眼のそれぞれ左側が欠けます。
・右側半盲……両眼のそれぞれ右側が欠けます。
・耳側半盲……両眼のそれぞれ耳側が欠けます。
・鼻側半盲……両眼のそれぞれ鼻側が欠けます。
・水平半盲……視野の上半分または下半分が欠けます。
◆暗点
中心部が見えない・見えにくい場合を中心暗点といいます。
視野欠損がおこる疾患の代表は緑内障で、
視神経が障害されます。
視野欠損のやっかいな所は、
本人はすべて見えていると思っていますが、
つまずいてころんだり、人にぶつかったり、
運転などした場合は、大変危険なこととなります
しかも、40歳以上の日本人の20人に1人の方が、
緑内障にかかっていると言われています。
一日も早い発見で、視野欠損や失明を防ぎましょう!