眼科に勤めている、というと返ってくる返事で、よく聞くのが、
「あの、プシュッと空気を目に当てる検査、苦手なんだよね~」
というコメントです
「あれは何をしているの 」「あんな事でわかるの 」
などなど、私がよくきかれる質問に答えてみます。
まず、あれは自動で眼圧を測る機械です。
圧縮した空気を片方の眼に吹きつけると、角膜がへこみ、
そのへこみ具合で眼の中の圧力がわかります
この圧力が高すぎると眼球が膨らみ、視神経が圧迫されて、
部分的に見えない所などが、出来てしまいます。
(緑内障・高眼圧症など)
以前は眼圧計を角膜に接触させて行う検査もあったようですが、
空気を噴射する測定の方が、麻酔の必要もなく、
眼球に直接触れないため、負担も少なく、
スムーズに結果が出ます。
苦手な方もいらっしゃるみたいですが、
簡単で有効な検査ですので、
健康な方でも、一年に一度は受けるといいですね