夜、運転中に見えにくい要因は色々ありますが、
目の要因にしぼって言えば、一般的なものでは、
夜盲症・乱視・老眼・白内障などが多いといえます
● 夜盲症の場合は、暗順応という、
明るい所から暗い所へ移動した際に目がうまく順応する機能が、
うまく働かない症状があります。
● 乱視の場合は、瞳孔が開く夜間には、
昼間よりも乱視の影響を受けやすくなるため、
メガネやコンタクトが合っていないと、
乱視による視界のブレやボヤケが大きくなる事もあります
● 老眼の場合は、
目の中のピント機能と、瞳孔を開閉する働きがにぶくなり、
眩しさの調整がしにくくなる事によって、
対向車のヘッドライトが非常に眩しく見えたりします。
ただ、あまりにも光をまぶしく感じる場合には
白内障の可能性もあるので、一度しっかり調べましょう
● 白内障の場合は、目の中にある水晶体が白く濁るため、
・視界が全体的にかすむ
・視力が低下する
・光をまぶしく感じる
・暗いときと明るいときで見え方が違う
などの症状が出ますので、夜間の運転は徐々に難しくなります。
白内障の場合は、日常生活に支障をきたす症状が多く出るため
早目の受診をおすすめします