来週の水曜日、7月22日は日食の日ですね!
一部の離島では、皆既日食が見られます。日本で皆既日食が見られるのは46年ぶりとのこと。ただ、注意点もありますので、皆さん十分注意しながら、天文現象の神秘を体験しましょう。
太陽を肉眼で見るのは大変危険です。天体望遠鏡でも見てはいけません。
晴天時の太陽を肉眼で見た場合、わずか1秒程でも目に悪い影響を及ぼします。誤った方法で観察すると、永久的な視力低下、さらには失明することもあるのです。日食によって生じる網膜障害は「日食網膜症」とよばれ、昔から世界中で日食の時に発生しています。
昔は、黒い下敷きやサングラス などで見ていたようですが、それも危険です
太陽の光の中の赤外線や紫外線、その中でも特に波長の短い光は、網膜の網膜色素上皮という部分のメラニン色素に吸収されて光化学反応をおこします。ものを見る中心部が腫れて中央が赤くなり、数週間から数ヶ月で回復することが多いですが、視力障害が残ることもあります。
日食を観察するときは、「日食グラス」を購入して見ましょう
電気店などで、500~1000円で買えるようです。
次回、日本で日食が見られるのは、
2012年5月21日 金環食 2030年6月1日 金環食 2035年9月2日 皆既日食 だそうです。
ぜひ注意して、楽しく体験したいです