誰でも多少は左右の視力が違うものですが、かなり差があると、
「不同視」ということで、さまざまな障害が出てきます。
・頭痛
・疲れやすい
・肩や首がこる
・物が二重に見える
・距離感や立体感がつかみにくい
・視野の広さに差がある
などといった症状から、
・気がゆるむと斜視に
・顔が左右非対称になってきた気がする
といった障害を訴える方もいらっしゃいます。
不同視の場合は、どうしても視力の良い目ばかりを使ってしまいますので、
視力の良い方の目は疲れやすくなり、視力のよくない方の目は更に機能が悪化したり、視力が発達せず、弱視になる場合があります。
また、強い遠視や乱視が原因による不同視でも、
やはり弱視になることも考えられますので、注意が必要です。
子供の場合は特に、片方の視力が良いとなかなか気づきにくく、
仮に気がついても、両眼だと見えるからと放っておくケースがあり、
後悔する場合も少なくありませんので、早い対処が必要です。
大人の場合も、視力の低下が分かったら、どちらかの眼がまだ良いからと楽観視せず、早めに対策を考えましょう!不同視になってかなりの期間が経過し、大幅に左右の視力に差がある場合は、
メガネで対応するよりも、コンタクトを使用した方が
良い場合があります。
大人の場合は、問題なくレーシック手術が受けられます。
レーシックでは左右それぞれの視力や状態に合わせて施術することができます。また、片目だけ手術することもできますので、検討してみると良いと思います。レーシックについてはこちらもご覧ください。
不同視が判ったら、どの場合でも早めの対処が有効です