私達は、
「脳が指示したものを見る」
と知っていますが、逆に、
「見た情報が、
クリアでハッキリしたものであれば、
細かい情報まで脳に届き、脳を刺激し、
脳が発達する」
ということもあるのです
とくに子供には大切!
視力はふつうに「見る」訓練を通してだんだん発達し、
6歳頃までに完成されますので、
それまでにクリアに見える状態にしないと、
その後は見る能力が育たず、視覚障害となることもあります。
3歳児検診などで、きちんと検査を受け、メガネで矯正して、
ピントを合わせてしっかり見る訓練をすることが大切なのです
視力に問題があり成績不振だった子どもの成績が、
きちんと見える事でアップしたという研究成果なども、
アメリカで発表されています。
とっさの判断力や集中力、気合いが増してきます
ただ、運動に必要な視力は、静止視力、動体視力、深視力など、
複雑な見え方がかかわってきます。
見え方と高齢者の元気
高齢になると、ほとんどの方が白内障になり、
はっきりと物が見えずらくなってきます。
そのため、外に出たり人と関わったりすることが億劫になったり、
またそれによって、うつ症状が出たり、
認知機能が衰えてきてしまったりしがちです
白内障手術の前後で、
患者さんの気分や認知機能の変化を調べた研究によると、
手術後はうつ症状が改善したり、認知機能が改善したことが、
報告されています
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目は目だけでなく、やっぱり脳にも影響して来ます
私も、こまめに検査・メンテナンスして、
クリアな視界を保ちたい、と改めて思ったのです
画像は、目が覚めるような津屋川の彼岸花です