大塚製薬のムコスタ点眼液UD2%の勉強会が改めてあり、
スタッフもそれぞれ試供品を使ってみたのです
ムコスタというのは、もともと胃腸薬の名前で、
軽い胃痛や、強い薬を出した時に一緒に処方される、
とてもポピュラーなものなので、
知ってる方もいらっしゃるかもです。
その成分であるレパミドが粘膜を修復する効果がとても高いので、
点眼液として使えないかと開発されたものなのです
ムコスタ点眼液は粘膜を元どおり修復するだけでなく、
涙の質と量も改善し、潤いを取りもどし、抗炎症効果などで、
幅広い目の症状に効くのです
でも白濁した薬なので、さした後、しばらく目がかすんだり、
効果を感じるまで少し時間を要したりします。
また、防腐剤を使っていないため1回使いきりの容器だったり、
鼻を伝って苦い味が感じられたり、
嫌がる患者さんもいらっしゃるのです
そこで、私も使ってみたのですが、
さしてみると、一瞬かなり目の前が真っ白になりました
でも徐々に澄んできて、5分くらいで元通りになりました。
苦味は、確かに30分後位に降りてきますが、一時です。
一日さしただけですが、ドライアイ気味だったので、
見え方がクリアになり、
目のストレスが無くなる感じがありました。
さすことで逆に、「あれっこんなに粘膜が荒れてた」
と思った、というのが私個人の感想です
市販ではありませんが、ドライアイの方にはおススメの目薬です
画像は、私の家の紅梅ですなかなか綺麗でしょう