ものもらい・・・正式には「麦粒腫」と言うのですが、
皆さんは何と呼ばれるでしょうか
この「麦粒腫」は、地方によって呼び方が変わるようです
「ものもらい」という呼び名が、一応の共通語だという事です。
「三軒の家から米をもらって食べるとなおる」
「よその家へ乞食に行くと、めこじき(ものもらい)が治る」
などとされた事から、「ものもらい」と呼ぶようになったそうです!
近畿地方では、「めばちこ」や「めいぼ」と呼ぶのが一般的だそうです。
そしてこの「めいぼ」が地伝いに伝わっていく途中で、東海地方の岐阜県・愛知県では、「めんぼ」が生まれ、三重県や中国・四国地方(広島県・香川県等)では、省略形の「めぼ」が生まれたらしいということ。
東海地方の私達から見て「変わった呼び名だなぁ」と思うのは、
宮城県の「ばか」と熊本県の「おひめさん」です。
その他にも、メッパ(北海道)、マロオト、メガタネなどなど、、、
どの地方でも、麦粒腫が身近で、ある種親しみをもって呼ばれていることは共通みたいですね!
それくらい良くできる麦粒腫ですが、きちんと治療しないと痕が残ったり、膿(うみ)の一部が結膜などに残り、急性の結膜炎や眼瞼縁炎を起こすことも
また、しばしば起こる時は、糖尿病や貧血などの全身病が隠れている事がありますそうした症状がないかも、一度チェックしてみて下さいね