ここのところ、日本人のノーベル賞が続いていましたが、
昨日の村上春樹さんは残念でしたね
眼科に関係する受賞は大村智さんです
ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智さん(80)は、
河川盲目症やリンパ管フィラリア症の特効薬となる抗生物質、
「エバーメクチン」を開発されたとのこと。
「河川盲目症」は、
開発途上国での失明の主な原因となっている、
寄生虫が引き起こす感染症です。
たくさんの方の失明の危険がなくなる、ということは、
まさに偉業だと思います
でもそれだけでなく、多くの人が、
農業によい河川の近くで住んだり働いたりするのを避ける事は、
穀物生産に影響し、それはつまり、
食糧不足の要因となっているということ。
大村教授の作られた薬は、世界の食糧不足解消にも、
貢献するのだなぁ~と、
地道な地味な作業から導く、あまりにも壮大な結果に、
ちょっと感動してしまいました