人間は年齢が進むと、眼のレンズの屈折力が低下し、
焦点を合わせるために、物との距離が長くなっていきます。
つまり・・・・老眼ですね
その老眼の進行が、類人猿である野生「ボノボ」の老眼の進行と、
非常に似ていることが分かった、ということです
京都大学霊長類研究所博士課程の柳興鎭さんと研究員の皆さんが、
ボノボが毛繕いをする際の「目と指の間の距離」を測定したところ、
40歳未満の9頭は7~14センチに収まり、
40歳以上からだんだん伸びて、45歳では42・8センチだったそうです
雄と雌で差はなく、人間とほぼ同じパターンなんですね。
これから分かる事は、
老眼が、自然な老化によるもので、
読み書きなどには関係しないもの、
という事実だということです!
最近、「スマホ老眼」という言葉が流行っていますが、
これも老化とは関係なく、眼精疲労が原因なのですね。