いりなか眼科では、目の症状に関する
小さなパンフレットを作っています。
現在の最新号は、花粉症その2です。
花粉症の予防について
以下のことを参考に、花粉の時期を乗り越えてみて下さい。
◆アレルギーへの抵抗力を強める
・早寝・早起きをして、生活のリズムを整える
・栄養のバランスのとれた食事をこころがける
・適度な運動を行う
・ストレスをできるだけためないようにする
◆アレルギーの原因を身の回りから取り除く
・花粉情報に注意して花粉の多い日はできるだけ
外出しないようにする。最高気温が15℃以上、
湿度が60%以下になると、飛びやすくなるそうです。
特に雨の日の翌日が、良く晴れて風の強い日だと
大量の花粉が飛ぶそうです。
ニュースなどを参考にご注意ください。
・外出時は、眼鏡や帽子、マスクをして花粉から身を守る。
・家に帰ったら玄関で髪や衣服をはたいて、花粉を家の中に
持ち込まないようにする。
・家に入ったら、まず洗顔、うがい、手洗い、鼻をかむ。
・家の中をこまめに掃除し、空気清浄機をおく。
・洗濯物を外で干した時は取り込む時に、はたいて花粉をとりのぞく。
・目がかゆい時は、できるだけ目をこすらず、水でぬらし、
よく絞ったタオルを当てる。
◆コンタクトレンズの装用について
コンタクトレンズに花粉がつくことで、目の中での
アレルギーの反応を増やしてしまいます。
また、点眼の際にはコンタクトを外さないと、
薬の成分や防腐剤がコンタクトについてしまい、
そのまま装用し続けると眼に悪影響を与えてしまいます。
眼鏡は目に花粉が入るのを防ぐ役割も果たしてくれますので、
花粉の飛ぶ時期は、コンタクトを装用される方も眼鏡を
かけるようにすることが望ましいです。
どうしてもコンタクトレンズをつけなければならない場合は、
一日使い捨てタイプのレンズを、なるべく装用時間を短く
して使用して下さい。
花粉症の検査については、また来週書かせていただきます。