いりなか眼科では、目の症状に関する
小さなパンフレットを作っています。
先週に引き続き、眼瞼下垂その2です。
◆眼瞼下垂、このような方は要注意
・花粉症・アトピー性皮膚炎・さかさまつ毛など、まぶたをこするクセがある
・コンタクトレンズ(特にハードレンズ)を長い年月、装用している
・いつも「眠そうな顔」と言われる
・目を開いたり上を見ると額にしわができる
・まぶたが重い
・まぶたがたるんでいる
・二重の線が何本もある
・三白眼
・左右で目の大きさがちがう
・頭痛や肩こりがある
・正面を見る時、無意識でアゴが前へ出る
眼瞼下垂の方は、以上の症状が多く当てはまります。
多くの項目が当てはまる方は、
一度ご来院いただくことをおすすめします。
◆眼瞼下垂の原因
【生まれつきのもの(先天性)】
・生まれつき、まぶたを持ち上げる筋肉の
未発達により起こります。
・通常は片眼のみに症状が現れます。
・瞳が隠れる程、重度の場合は
弱視など視力の発達に悪影響を
与えてしまうので早めに手術をする
必要があります。
【歳をとると自然に発症(後天性)】
・神経のマヒや、筋力の低下、老化によるもの
など、まぶたをこすりすぎたり、
老化でまぶたを持ち上げる筋肉が
ゆるむことにより起こります。
・老化ではなく、コンタクトレンズの
使用により起こることもあります。
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眼瞼下垂の治療方法については、
また来週書かせていただきます。