先日、ヤフーのニュース欄にも掲載されていた眼の病気なのですが、
最近、コンタクトレンズを使用している方に、
視力低下や失明の可能性が指摘されています。
特に、使い捨てタイプのコンタクトレンズで起こっているそうです。
「アカントアメーバ角膜炎」と呼ばれるこの病気の原因は、
レンズをつけたり外したりしている間に、アカントアメーバという
非常に小さなアメーバが、レンズにくっつき、そのアメーバが
レンズと眼の表面(角膜といいます)の間で増えていき、
最悪の場合、眼の表面に穴があいてしまったり、
白く濁ってしまうのです。
初期の症状は、眼の異物感、違和感、黒目の周りの充血など、
他の病気とも区別がつきにくいのですが、症状がすすむと、
眼の強い痛みや、涙が止まらないほど流れることも、
あるようです。
この病気を防ぐためにも、コンタクトレンズの装用者の方は、
・使い捨てコンタクトレンズは、1day,2weekなど使用期限を守る
・市販のレンズ洗浄液・保存液を使用する(水道水などは×)
・レンズを触る前は、必ず手をせっけんで良く洗う
・レンズは両面それぞれ20秒ほど、指でこすり洗いする
・レンズをしっかりすすぐ
・保存液の説明書に書かれた指示に従ってレンズを保存する
(4時間以上放置するなど)
・保存中以外のレンズケースはきちんと洗い、乾燥させること
・レンズケースは定期的に交換すること
・3か月に1度など、必ず定期的に眼科の診察を受ける
など、もう一度基本をしっかり見直してみましょう~