軽度や初期の白内障であれば、点眼薬や内服液によって、白内障の進行を遅らせることはできますが、完全に進行を止めることはできません。
そのため、白内障を治すためには、手術を考える必要があるのです。
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基本的に、患者様の生活の仕方(車をよく運転する・しない、読書をする・しない)はそれぞれ異なります。そのため、一般的に眼科医から白内障手術を強く勧めることはありません。
ただし、目安として視力が0.4~0.5程度に下がった場合に、クリニック側から勧めることもあります。
白内障は、手遅れにならない限り、いつ手術をしても構いませんが、白内障が進行してしまうと、手術が難しくなったり、急性緑内障などの合併症を起こすこともあります。
75歳以上の方には、元気なうちに手術することをお勧めする場合もあります。 |
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◆白内障手術申し込み
ご相談の上、白内障手術日を決定します。
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◆白内障手術について説明
ご自身の白内障手術について、十分にご理解していただくことが大切です。
できるだけ、ご家族の方と一緒に白内障手術についての説明を聞いて頂くように心がけております。
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※ 検査で使う目薬によって、何時間かものが見えにくくなるため、お車をご自分で運転しての来院はお控えください。 |
◆白内障手術前検査
検査と同時に、白内障手術前後の点眼と、白内障手術当日の注意などもご説明します。
眼球の長さと角膜の形を検査
白内障手術では、目の中に「眼内レンズ」という人工のレンズを挿入します。普通のメガネと同様に、患者様に最適な眼内レンズを調べるために行います。
角膜の状態の検査
角膜が濁っていると、慎重に白内障手術を行わなければならない場合があるため、検査します。
診察・血液検査
糖尿病やアトピー性皮膚炎など、他の病気が原因で白内障になる場合もあるため、検査します。
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◆術前確認診断
手術1週間前に、目の状態を確認します。
現在服用中の薬の確認を行います。また、手術までに必要な目薬と承諾書をお渡しします。 |
かすんで見えたり、まぶしく感じたり、明るいところが見えにくい・ぼやける・ピントが合わない…などと感じることはありませんか?
当院では、おひとりお一人の目の状態をうかがい、コミュニケーションを重視した診療を行っておりますので、ぜひこの機会に目に関するご不安を解消して下さい。